(8)四十肩・五十肩 悪化した! 何故?[高槻 2022]

四十肩・五十肩の正式名称は肩関節周囲炎といいます。その一定の回復過程を辿ることが特徴の 1つです。肩関節周囲炎は肩の周囲のどこかに炎症が起きることをいい、まずは「炎症期」となります。この時期は安静の痛みや夜間の痛みが特に強くでる時期です。炎症期が治ってくれば次は「拘縮期」に進みます。拘縮期は炎症が落ちついていますが、筋肉や靭帯が固まってしまってう動かなくなる時期です。拘縮期は安静時の痛みなどは少ないですが、手が上がらなくなったり、後ろに手が回らなくなったりします。拘縮期が終われば「解凍期」といって、固くなってしまった筋肉や靭帯が柔らかくなってきて、徐々に動きがよくなります。

大事なことはそれぞれの時期で適切な運動をすることです。

炎症期はその名の通り、炎症が強いですので痛みを我慢して無理して動かしてはいけません。知り合いに「五十肩は動かさないといけない」と聞いたとしても、この時期のことではないのでご注意です。炎症はできるだけ安静を保つということが重要となります。

痛くても動かした方がいい時期は拘縮期や解凍期です。この時期は炎症が落ち着いていますのでどんどん動かしていきましょう。

動かし始める時期を間違うと炎症がなかなか引かずに痛みが続きます。拘縮期になる寸前で、無理して動かすとまた炎症が強くなってしまって悪化してしまいます。これが四十肩・五十肩の悪化してしまう原因の1つです。

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